立岩宏章

2016年入社。tsukuruba studios 空間設計チームにてオフィス設計を中心としたプロジェクトマネジメント業務や設計を担当。前職では大手ゼネコンにて勤務。2017年 CREDO賞 PHILOSOPHY&BUSINESS受賞。

春田亮一

2016年入社。cowcamo事業部部長。前職では大手ディベロッパーにて勤務。2017年 CREDO賞 INVENTION受賞。

小田部真司

2016年入社。コーポレートチーム 財務・経理担当。前職ではあずさ監査法人にて公認会計士として働く。

熱量の高い、メンバーとともに

立岩:僕は以前、3000名規模のゼネコンで設計をしていました。お客さまのほとんどが大手だったのですが、打ち合わせで設計やデザインに熱意や意思が感じられないことに空しさを感じ「もっとダイレクトにお客様とつながりたい」と思い転職を決めました。

小田部:大手で違和感があったのは僕も同じです。前職は監査法人で会計士として7年間働いていました。お堅い業界ということもあって、お客さまではなく金融庁を見て仕事をすることと、自分の理想との間にギャップを感じていました。そこで 30歳という区切りで「監査以外にもできることがあるはず」と、あえて真反対の会社を探して、ツクルバを見つけました。

春田:自分は以前、代表のふたりが勤めていたディベロッパーで働いていました。目標達成をするため、戦闘員みたいにひたすらリノベーション物件を売っていたんです(笑)。10年経ったし、そろそろ独立しようかなと思った頃、代表ふたりに「カウカモを大きくしたいから一緒にやらないか」と誘われたことがきっかけで入社を決めました。

小田部:ツクルバに決めた理由は簡単に言うとフィーリングですね。最初に話を聞きに来たときに社内の全体会に参加するみなさんが生き生きしているのを目の当たりにし、そのほかにも面接やco-baの見学を通して「この会社で働いてみたい」と思いました。

春田:僕も入社前に全体会を見て、社員の熱量の高さが素敵だなと思いましたね。

立岩:前の会社と違いすぎて、最初はびっくりしました(笑)。まずメンバーがすごく若くて、髪型や服装が自由でも驚きなのに、さらに面接のときに代表の中村が金髪にスタジャンで出てきたんです(笑)。でも話し方は丁寧で、会社のことを熱心に伝えてくれました。今まで自分がいた世界とはかなり温度差があって、新しい世界を覗きたいなと思って入社しましたね。

春田:確かに中村はクリエイティブで、ひとつの種から話を広げていく力があるから熱意が伝わってきますよね。それと対照的に村上はしたたかで、世界に広がっているものを集めて自分のブラックボックスに取り込む力がある。あのふたりはお互いに自分ができないことを相手ができることをわかっていて、ふたりの間に信頼があるから素敵だなとよく思います。

柔軟に、お互いの働きやすさを考える

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小田部:今、ツクルバはどんどん大きくなっているフェーズ。そういうときに経理でやりがちなのが「期限までに出して」「承認ちゃんと回して」とルールでメンバーを管理してしまうこと。バックオフィスとして現場が遠のいてしまっても、そうはなりたくないんです。管理はある程度必要だけれど、皆の働きやすさを考えて柔軟に振る舞うことを意識しています。

立岩:組織が大きくなればなるほどルールで縛り、「従うものには従え」という文化が定着しがちですよね。小田部さんは柔軟に対応してくれるし、単に「できない」とは言わずに代替案を教えてくれたりするので、ベンチャー企業での経理としてあるべき姿だと思います。

春田:今、ツクルバは前を見て走らなきゃいけないとき。そういうときにメンバーや事業にとってルールが重荷にならないようにしたいですよね。組織が大きくなるとコーポレートチームの作業が細分化されて、柔軟な対応ができなかったり。どこまで大きくなっても今のように柔軟に、助け合えるような文化でいたいですね。

領域を制限しない働き方が信頼を生む

立岩:新規のお客さんがツクルバに仕事を依頼してくるときは、代表のふたりに共感して「この人たちにお願いしたら、なんかおもしろそう」と期待してくれていることが多いですね。リピートしてくれるお客さんが多いのは、自分たちが泥臭いことも楽しそうにやるからかな。例えばお客さんが会議室でモニターを使いたいときに、コンセントの位置やケーブルについて時間をかけて話し合ったり、電子レンジを選んであげたこととか……。設計事務所の仕事でなくても一緒に過ごしやすい環境をつくるというのは心がけていますね。 あと、お客さんとの仕事の進め方では、特にPhilosophy&Businessの考え方を意識するようにしていますね。時間をかけすぎたり安くやってしまうと、質とは関係ないところで仕事が評価され、結果的にクライアントにも自分にもよい結果を生みません。値引きに応じることは自分の仕事を低く見積ること、クライアントは神様ではなくパートナーであるということは肝に銘じてます。

春田:僕は期待値を超える仕事をするようにと部下に伝えています。他の企業でも期待通りのことはできるので、それ以上にここに頼んでよかったという経験をしてもらうことでツクルバらしさが生まれると思っています。例えば納期の少し前に終わらせられたら余った時間で違うアクションが取れるとか、そうやって自分の役割の領域を広げていくのがツクルバらしさかな。

小田部:期限・クオリティに関して、僕は反省点多いかも。期限内に終わらせても、まだまだと感じてしまうこともあって、質と期限のコントロールが難しいなと思うことが多いですね。

春田:小田部さんはだいぶ期待値を超えてると思いますよ!(笑) あと、自分が意識しているのは『やるべきこと・やりたいこと・やれること・やらねばならぬこと』を個人だけではなく、個人、チーム、事業部、会社、そして業界の中でバランスを取ること。『やれること・やらねばならぬこと』をするのはもちろん当たり前で、その上で『やるべきこと・やりたいこと』を未来のためにする。そして、ミクロとマクロ、短期と長期の思考を行き来しつつ視座をコントロールしながら、次につながる何かを見つけ続けることが大事だと思います。

変化するツクルバで、やりたいことはなくならない

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春田:僕の今の肩書きは事業部長で、ツクルバでは僕が最初の事業部長なんですよね。一般論はあると思うのですがツクルバの事業部長として何をすべきか色々考え、今はサービスに携わる皆のモチベーションを上げて、骨太のチームにしていくことが役割かなと。人事とは違う視点で皆が楽しく働ける環境作りがミッションだと捉えています。そのために、それぞれのメンバーが何をやりたいか吸い上げて、今ある仕事と結びつけて整理していきたいですね。

立岩:やっていきたいことはふたつあって、まずひとつ目は昨年11月にできた空間設計とITを融合させる『tsukuruba studios』を形にしていくこと。もうひとつはツクルバの色を出す仕事をしていくこと。カウカモの物件を見ているとツクルバらしさを感じるんですが、アーキテクトチームにはそれが少ないように感じていて。ツクルバにお願いすると多様な発想で夢を実現してくれると思ってもらうことで、ツクルバらしさを出していきたいです。

小田部:僕はまず仕事面で言うと、組織のサイズに合わせて業務を整備すること。ツクルバはすでに70〜80名規模になっていますが、未だに30名規模の仕組みの名残があるんですよね(笑)。人が増えている中で、管理体制の強化は必ず必要になること。そのためにメンバーにお願いすることも多くなっているので、どうしたらみんなが快く引き受けてくれるか考えることが多いですね。ひとつ常に心がけているのは、背景や理由を説明すること。例えば、業務の効率化のために経費精算システムを変更するとか、資金調達で正しい数字を外部に提出するために、資料を提出してもらうとか。あとは、業務外になるのですが監査法人出身の会計士という経験を活かして活動家申請の制度を使って副業をしているメンバーの役に立ちたいと思っています。なので、税金関連でわからないことがあればぜひ声をかけてほしいです。プライベートでも税金関連のことを相談されるのですが、税務業務の経験値が少ないために6割ぐらいの答えしかできないのが悔しいので相談を受けながらもっと勉強したいと思っています。あと、会計士チームをつくってco-baにいる起業家や個人事業主の方のサポートもできたらいいなと思います。