企業の成長に合わせた働く場の提供

銀行口座、クレジットカード、電子マネー、マイル・ポイント、証券口座を自動で一括管理するPFMサービス※「Moneytree」を提供しているマネーツリー株式会社 (https://moneytree.jp/) の移転コンサルおよび仲介、プロジェクトマネジメントおよび内装設計をtsukurubaが担当した。本プロジェクトはマネーツリーのブランド・デザインチームと連携して行った。

※Personal Financial Managementの略称。「個人財務管理」あるいは「個人金融管理」「個人資産管理」と呼称される。お金の管理を手助けするソフトウェアの総称。

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co-ba shibuya

マネーツリー株式会社は、創業当時tsukurubaが運営しているコワーキングスペース「co-ba shibuya」に入居しており、その後tsukurubaがクリエイティブディレクションを担当した原宿にあるシェアオフィス「FLAG」に入居。2017年、事業の拡大に伴いオフィス移転をすることに。tsukurubaが本移転の仲介を担当することとなり、合わせて設計も担当した。

本プロジェクトはマネーツリーの提案を元にtsukurubaが仲介から設計までをワンストップで担当し、且つ、企業の成長に合わせて働く場所を提供したプロジェクトである。今後tsukurubaが「働く場のすべてをデザインする」という構想を実現していくための貴重な事例となった。

デザインに関して

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エントランス(フリースペース)

エントランスと執務エリアの間に設けられたフリースペースは、フレキシブルな用途で使用できる場所として設計。

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ハイカウンター

ベンチやテーブル、ハイカウンター等、様々なアクティビティに対応できるように家具を選定した。外から光が差し込み、開放感のあるスペースとなっている。

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執務エリア

執務エリアは植栽を多く配置。緑が既存空間のソリッドな印象を緩和しつつ、目隠し等にもなっている。

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会議室

会議室は2室に分けていた壁を解体しスライディングウォールを新たに設置することで、大人数の会議にも対応できるように改修。

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スタンディングカウンター

執務エリア側にも、スタンディングカウンター等を設置。立ちながら作業できるスペースにし、気分によって働く場所を選べるように設計。

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エントランスサイン

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差し替え可能なパネル

エントランスのサインはイベント時などに色を変更できるようにデザイン。

スタートアップの成長に寄り添う

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今回仲介を担当した部署であるシェアードワークプレイス事業部では、事業のフェーズごとにワークプレイスを提供している。全国24拠点(平成31年1月時点)に展開するコワーキングスペース『co-ba』、スタートアップの成長を応援するオフィス空間『HEYSHA』、ワークプレイスをトータルプロデュースする『Facility design』。

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シェアードワークプレイス事業部事業紹介ページ

物件が決まった時点で設計依頼が来ることが多いが、施主の要望を満たす物件であるとは限らない。その場合、諦めざるを得ない部分は必ず出てきてしまう。想定よりも席が入らない、想定よりもコストがかかる等々。そのような想定との「不一致」を解消するためにも仲介段階から設計者が携わることで、より最適な仲介ができ、希望を実現するオフィスの設計ができる。

特にスタートアップ企業における仲介の役割は非常に重要である。人員採用計画や事業の今後を踏まえ、最適な空間をいかに見極めることができるか。

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SWP事業部、tsukuruba studiosとしては仲介フェーズだけでなく移転の構想段階から設計者として携わり、「理想のオフィス」を実現していきたい。