カウカモのYouTubeチャンネル『cowcamoTV』では、カウカモ編集部がピックアップした物件を編集部やエージェントのメンバーが紹介していく。“文字メディア” であるカウカモが、どうしてYouTubeを立ち上げたのか。動画×不動産の難しさや工夫、展望などをプロジェクトメンバーである、tsukuruba studiosクリエイティブチームの角田(tsuno)とプロダクトマネージャーである大塚(tommy)に話を聞いた。

“温度感” を伝えられる

ーまず、なぜカウカモのYouTubeチャンネルを立ち上げたのでしょうか?

tommy:コンテンツの主流が動画になってきているのに、まだカウカモはテキストがメイン。それに、危機感を感じたんだよね。これから5Gの時代が来て、動画を簡単にダウンロードできるようになる。そしたらもっと動画が主流になっていくから、つくり方やユーザーの増やし方を早く知っておきたいって思って。だんだんテキストを読むのが苦手な人が増えてきているし。

tsuno:仕事で動画に数年間関わってきて思うのは、動画のいいところは文字に比べ何千倍もの情報を伝えることができるし、“温度感” が伝わりやすいこと。その分気を付けないといけない部分は、すごく多い。動画元年ってここ5〜6年ってずっと言われ続けていて、最近は米ウォルト・ディズニーが21世紀フォックスを買収してたよね。

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写真左・大塚(tommy)右・角田(tsuno)

インスタント的に広く知ってもらうのに動画は効果的だから、YouTubeとかInstagramをもっと使いたいと思ってた。それで、「なんかやろうぜ、とみー」って話して「やろー」ってなった(笑)

ー実際にやってみてどうでしたか?

tommy:不動産広告ってNGワードがあるし演者もプロではないから、生配信をしにくいんだよね。編集をする必要があるし、生配信だからこそできるアプローチができなかったりするのが難しい。あとは、これも広告の性質上、木曜にアップして月曜に消さないといけないから儚い(笑)

不動産分野の動画って正解パターンがまだないから、どう見せるかは色々試行錯誤した。一番いいのは、実際に物件に行って撮影する動画だと思うんだけれど、現地に行くことの調整が大変で。だからといって、間取り図だけ見せても物件の雰囲気とか伝わらないし。

tsuno:話す人がプロではなくエージェントやライターというところが、一番大変だったかな。そういう人でもちゃんとまわせるか不安だったんだけど、最初に出演したあやん(カウカモ編集長の伊勢谷)がうまかったから、それでお手本ができたのがよかった。

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左がカウカモエージェントの青山、右がカウカモ編集長の伊勢谷。編集部やエージェントのメンバーが交代で出演する

あやんはずっと前から “YouTuberになるわっ!” って言ってて(笑)色んな動画をたくさん見ていたから、動画っぽい話し方とかテンションとかわかってたね。色々なメンバーが出演しているので、一回リハーサルして、フィードバックして、修正してもらうの繰り返し。慣れもあるし、撮影側も現場作りを全力でやってる。

ー特にこだわったところは?

tommy:スマホで見られることを意識して、画面を縦にしたことかな。他にやっているところをあまり見たことないよね。あとは、YouTubeとカウカモのトンマナが結構違うから、塩梅は結構調整した。

YouTubeって色味や表現、テロップも派手になりがちだけど、それはカウカモっぽくないからやりたくないってなって。とはいえ、YouTubeをよく見る人たちはその派手さに慣れてるから、その方が見られるし。

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記事の画面をスクロールしながら物件を紹介していく

あとは動画の構成。最初は、始めにアイスブレイクを入れたんだけど、そこで7割は離脱しちゃって。で、物件に行くとまた戻り、物件紹介が始まると横ばいになる。

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アイスブレイクがハートブレイクになった瞬間

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物件紹介部分へのリンクをディスクリプションに入れていたおかげか、ちょっとユーザーが戻ってきた

勝負は最初の15秒ってことがわかったので、2回目からは最初の30秒で「この動画は何を伝えるものか」「見るとどんなことを知れるか」を明確に伝えることにした。ゲーム実況動画でも盛り上がったシーンを最初に入れてるんだよね。

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結果、狙い通り物件紹介スタートまでの離脱が27%→36%に
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早く物件紹介に引き込むことで、番組終了時までの維持率が10%→15%にUPすることに成功

とはいえ、そもそも視聴者がカウカモがなんなのか、出演者が誰なのかわからないと「何これ?」ってなっちゃう。視聴者がある程度増えたら、また構成を考え直したいね。

構成以外で試して効果があったのは、YouTube内でのSEO対策。キーワードを入れたら、それだけで検索の上位に上がった。動画はできることがまだまだあるしノウハウもたまってないから、開拓のしがいはありそうだなと思ってる。

もっと “中の人” を出していきたい

ーこれから動画でやりたいことはなんでしょうか?

tsuno:カウカモの中の人を、もっと知ってもらえるようなことをやりたいよね。“ザ・不動産” っぽい営業じゃないよってことをちゃんと伝えていきたい。

カウカモツアーズ※や街歩きイベントの撮影をしたことがあって、街を歩きながら雑談ができるから、それでエージェントの人柄が伝わって、ぐっと話しやすくなっているのを見て。初対面だけど、友だちみたいな。お酒が好きなエージェントであれば、酒場放浪記とか(笑)
※エージェントと一緒に街歩きをして物件の内見をするイベント。様子をもっと知りたい方はこちらの動画から。

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実際のカウカモツアーズの様子

あと、ノウハウ系かな。毎週見ているうちに、不動産とか中古物件とかわかるようになるといいよね。カウカモグラフ※も動画にしたい。
※実際にカウカモで家を買ったお客さんの取材記事

tommy:そうだね、中古物件の買い方辞典とか、セミナーも動画にしちゃっていいと思うし。アプリのマニュアル、スケルトンの状態からリノベーションしている様子を定点観測もやりたいよね。

あとデート動画が流行ってるから、リノベーション物件でのふたり暮らしの様子とか?(笑)

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ーでは、最後にひとことお願いします。

tsuno:あれだよね、業界を720度ひっくり返すってやつ。

tommy:そうそう、360度の写真や動画を撮れる時代だからこそ、720度ひっくり返したい。

カウカモを不動産×動画の先駆け的な存在にして、ほかの企業とかにも真似してもらって、不動産、中古マンション、リノベーションを世の中に広めていきたいね。

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