第一弾では、techチームからエンジニアのducci、creativeチームから主に映像を担当しているデザイナーのtsuno、archチームから設計士のjunが、映画について語り合いました。

※()内はremark編集部外山の心の声です。

どんな視点で映画を見てる?

ducci「最近見たのが『シュガーラッシュ』。映画の中にGoogleやYouTubeが出てきて面白いんだよ。結構ディズニーとか、ピクサーが好きかな」

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初めての企画に戸惑いつつも楽しそうに話し始めたducci

tsuno「それ系だと、『ズートピア』は偏見や差別を描いていて深い。子ども向けだけど大人に響く映画っていいよね」

(平均年齢3?歳の男性陣の映画トーク、まさか可愛い映画が導入になるとは思っていなかった)

外山「一番好きなジブリ作品は?」

3人「紅の豚!」

(やっぱり、紅の豚って男のロマンなのか)

tsuno「あれは、男が真似したい名言集だね。ところで、ducciとjunは飛べる?」

ducci「映画のどういうところを意識的に見る? 俺はあまりストーリーは覚えてなくて、シーンの仕草やセリフだけが記憶に残ってるんだよね

tsuno「わかるー。映画館から出たら真似しちゃうんだよね。で、彼女に超影響されているじゃんって言われるのがいい」

(wwww青春感溢れてるなぁ)

jun「飛べないからただの豚やな。ただ、映画で感じたことを覚えているかなあ。例えば覚えてるセリフってどんな?」

ducci「『アリーキャット』がよかった。市川由衣をストーカーから救い出す話なんだけど。映画内で出てきた『たまんねー人生の選択はいつも一瞬だな』ってセリフを総務のたまちゃんに言ったらスルーされた」

(そりゃそーだ)

tsuno「それでいうと俺は『めんどくせーな。全部ドミノ倒しだよ』ってセリフを、仕事を頼まれたら使いたいと思って、保存してる」

(今度たくさん仕事をお願いしよっと)

職業柄、注目しちゃう視点とかある?

このままだと違う路線に進んでしまいそうだったので、「職業柄見た映画や注目してしまう視点はありますか?」と聞いてみました。

tsuno「『ブタペストホテル』だね。ウェス・アンダーソンの作品で、絵がほぼシンメトリーになってて。ちょっとした違和感が散りばめられているので、飽きずに見ていられる。『キューブリック』もいいよ。一点透視図法を巧みに使っているのが面白い!」

実際に見てみると、「本当だ〜〜〜!」と感動するので気になる方はぜひ。

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▲左・tsuno/右・jun

jun「俺は、小津安二郎の映画。ローアングルで撮影されているのが特徴的で、現代の椅子座だと感じれない日本人の生活感というか、生活の生々しさが感じられて好きだなぁ。

映画じゃないけど、『アナザースカイ』というテレビ番組も同じようにローアングルから横にスライドしていく絵が結構あって、どういう風に絵が展開してくのかは気にしてみちゃうかもしれない

tsuno「あと、『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』が面白いよ! 運転席を写しているだけのワンシチュエーションで、電話での会話のみ、登場人物は最後までひとり! 電話の相手を想像しながら見るのが、新鮮でいい」

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ducci「『十二人の怒れる男』はそれに似ているかも。会議室でひたすら陪審員が話し合っている映画。最近のだと『桐島、部活やめるってよ』は、『桐島』が出ずに、その周りの人で桐島を想像させるという映画で、技法が面白かったな。なんとなくだけど、最近技法を売りにする映画が増えている気がするかも

脚本やストーリーを覚えている映画は?

ducci「『はじまりへの旅』かな。資本主義に疲れたお父さんが家族を山に連れて行って、お母さんが山で自殺しちゃって、葬式をするために初めて子どもたちが都会に出る話なんだけど。

子どもたちはサバイバル能力が身についているし、ハイパー天才で、だけど資本主義を知らないから、都会に来たときなんで人って太ってるのー?って聞いたりするんだよね。それで、お父さんが資本主義を否定することに対して、子どもが反発したりする。生き方の映画だね

(よさそう〜)

jun「『イントゥ・ザ・ワイルド』は逆で、社会主義に疲れて、ヒッチハイクを始める人の話。クレジットカードを燃やすところから映画が始まるのが印象的だった。『はじまりの旅』のパラレルワールド的な感じかも」

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tsuno「『パターソン』は、なんでもない夫婦の1週間を淡々と描く映画。デザイナーではない普通に生活している人も、皆クリエーターで、世界は常にクリエイティブで、キラキラしてたんだってことを教えてくれる作品で、唯一レンタルじゃなく購入した。自分と主人公が似てる気がする。SNSに疲れたらぜひ!」

好きな映画とおすすめの映画は違う?

ducci「本当に好きな映画って人に言いたくないよね。なんか素を出しているみたいで、本棚を見られるのが恥ずかしいのと同じで」

jun「好きな映画を言うのは確かに恥ずかしいかも。映画や本って、パーソナリティが出るからね。ただ、昔教授の考えていることを知りたくて、教授が見ていた映画や本をひたすら追いかけていた時期とかもあったな。今考えればただの教授のファンだったのかもしれない(笑)」

ducci「エンジニアはアニメやSFを好きな人が多いけど、俺は全然見ないから、自分がエンジニアに向かないんじゃないかなと思ったこともある(笑) あと、俺はかっこつけだったから、邦画は全く見なかった

tsuno「わかるわかる、J-POPわからないわーっていうのがかっこいい、みたいなね(笑)」

(へええええ)

ducci「あと、邦画の死ぬ映画の方がエグみが残るし、感情移入しやすいから見てて疲れるかも。同じ日本人が出ていてイメージしやすいからかな」

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jun「自己投影できるかどうかで言えば、ラブストーリーも見るの?」

ducci「見る見る。特にキムタク。俺はヴェリージャパニーズでシャイだから、キムタクみたいなことをできない。だから、見ていて楽しいんだと思う

(なるほどぅ)

tsuno「女の子に真似してほしいヒロインが出てる映画は?」

ducci「『モテキ』の長澤まさみ! あと、『私をスキーに連れてって』はトレンディーを生んだよね。背中に向かってばんってやるシーンが特にいい」

tsuno「やっぱりキムタクに憧れるよね。何が一番好き? 俺は『ロンバケ』」

jun「俺は『ラブジェネレーション』。最終回は『これが恋愛の仕方なんだって』感じで、シンボリックな存在なんだよね

tsuno「あっ、ducciどこ行くの?」

jun「ちょ、待てよ!」

(個人的結論:男はみんなキムタクに憧れている)

まだまだ続きます(たぶん)

私も普段みなさんのこういう趣味嗜好を聞くことがなかったので、聞いているだけでとても面白かったです(笑)

男の人の映画の見方というか、ロマンを知ることができました。

読者の皆さまにtsukuruba studiosメンバーの個性が伝わっていることを祈りつつ・・・次回をお楽しみに!